季節のたより


2007年8月7日 JA香川県綾坂地区
「麦作り推進大会」でお話させて頂きました。

テーマは 「さぬきの夢2000の作付拡大に向けて
〜 今、やるべきこと~」です。


内容の概要は、以下です。

1.近年の「さぬきうどん現象」への視点
2.最近のさぬきうどんの食感の嗜好性と小麦粉の特性について 
3.うどんの主原料「オーストラリア産小麦」を訪ねて 
〜 小麦の生産と流通、品質の実際
4.「さぬきの夢2000」と「ASW(オーストラリア産小麦)」の共存と創造
5.輸入小麦価格変動性への移行と品目横断的経営安定政策との関わり
6.「さぬきの夢2000」作付拡大に必要な条件(実需者としての定期)
〜 市場に選ばれる小麦とは 〜
〜 商品としての「小麦の品質」とは何か 〜


香川県で1200年以上に渡り営々と作付けされ、収穫されてきた小麦の「食文化の源」としての価値、そして地元で「讃岐うどん」というブランド食品の原料穀物が収穫できるという"有難さ"をどのように産業として展開していくか。

近く香川県の農産物もアジア全域の中で存在価値を競う市場に入っていくことになるでしょう。
その流れの中で、香川県の麦作を自給・食文化・将来に向けた食産業等の多方面から考えて取り組んでいく必要性と、「さぬきの夢2000」が今後一層発展していくために、当社が製粉企業として考える「3つの小麦品質」についてお話させて頂きました。


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