季節のたより

当社 吉原良一が「高原水車 友の会」の第2回総会で、香川県産小麦「さぬきの夢2009」「さぬきの夢2000」と、水車製粉(水車と石臼)及びさぬきうどんの話をさせて頂きました。



今回の講演は2部構成で、まずさぬきの夢2000の開発責任者だった多田伸司氏が、

・「さぬきの夢2000と2009」の開発経緯と品種特性

についてご講演、続いて吉原良一が「水車製粉、さぬきうどん、さぬきの夢小麦について考えること」というテーマで、

・水車・石臼製粉の歴史と技術
・さぬきうどんはなぜ、これほど人気を得たのか
・さぬきの夢2009の優れたうどん適性

の話をし、その後質疑応答に2人がお答えするという構成でした。
多田様とは、平成10年7月の香川県産小麦「チクゴイズミの製麺適性評価会」から、その後の「さぬきの夢2000の開発プロジェクトチーム」でずっと一緒に活動してきたので講演のお話を聞くと、懐かしく当時の情景が浮かんできました。


吉原良一:さぬきの夢2009と2000の話の要点は以下です。

・平成8年、チクゴイズミ小麦のうどん特性に惹かれて、     九州から小麦種子を入手し、
   小豆島の土庄町肥土山のにで吉原食糧が独自で播種
・後に、チクゴイズミの品種系統が「さぬきの夢2000の母系」と知る
・熱かった「さぬきの夢」プロジェクト
・さぬきの夢2009と2000の製粉の立場から見た相違点



吉原良一の亡父が、終戦後の昭和20年代に製粉していた香川県産小麦「新中長」の小麦粉の色がとても綺麗で、うどんを打つととても美味しかったとよく語っていた話を多田様にしました。  
その「新中長」の優れた遺伝子は、「さぬきの夢2009」にも引き継がれています。

吉原良一の亡父が、終戦後の昭和20年代に製粉していた香川県産小麦「新中長」の小麦粉の色がとても綺麗で、うどんを打つととても美味しかったとよく語っていた話を多田様にしました。  
その「新中長」の優れた遺伝子は、「さぬきの夢2009」にも引き継がれています。


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