香川大学農学部「うどん学」で講義をしました。
弊社 吉原良一は、令和4(2022)年5月23日、香川大学農学部の「うどん学」講座で「小麦製粉の技術」の講義をしました。「うどん学」は、香川大学農学部の地域資源学の一環として、県民食である讃岐うどんを中心に、うどん全般について体系的に学ぶ目的で2016年4月に開設されました。
今回の講義では、2022年2月のウクライナ紛争以来の世界の小麦市場の価格動向に始まり、小麦製粉の意義・目的と、他の穀物との製粉方法の違いをはじめ、各製粉工程の意味と内容、小麦たん白とでん粉の組成と特性、それらのうどんの食感との関連性、さぬきうどんの、より優れた食感の実現に向けた製粉技術の対応等を講義しました。
香川大学の学生の皆さんには、幅広い分野をカバーする「うどん学」講義全体と通して、さぬきうどんに関する理解を、一層深めてもらえればと思います。