地域とともに

令和7年1月15日、JA香川県善通寺支店大ホールにおいて、弊社の吉原良一が「さぬきの夢」品質向上栽培講習会(主催:「さぬきの夢」推進協議会)でセミナーを行いました。 講演タイトルは「小麦品質の違いによる製麺性への影響について」です。

吉原食糧担当の講演では実需者(製粉メーカー)の視点から、小麦粉のたん白の量と質の重要性や、たん白量が低い場合に起こるうどん生地のひび割れの実際の写真を示して製麺が正常に行われないことを説明、施肥管理の重要性を強く要望しました。又、全国のうどん用小麦の優れた品種と小麦生産における品質管理システムの充実(北海道生産者の実例)、国内産小麦生産量の拡大による小麦市場の競争の厳しさについて説明しました。  



当講習会には、仲多度CE管内の小麦生産者40名をはじめ、香川県農業協同組合、農業革新支援センター、中讃農業改良普及センター、香川県農業生産流通課の関係者が参加しました。また、「香川県産小麦品質向上プロジェクトチーム」の取り組みや、品質向上を目指した今後の栽培管理についても講習が行われました。    


弊社は、期待される新品種「さぬきの夢2023」も含めた香川県産小麦の品質向上に向けて、香川県(行政)とJA香川県(生産者団体)、農業改良普及センター(技術)、小麦生産者と連携して県産小麦の価値向上に向けて一層の努力をしていきます。


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