地域とともに

令和5年6月7日、観音寺市立中部中学校2年生の皆さんが、「望ましい勤労観と職業観の育成、自己理解と進路選択」を目的とした進路学習の一環としての企業訪問で来社しました。



当社の経営方針「さぬきうどんを原料小麦粉と食文化の両面から支えること」「麦(小麦と大麦)の未知の“健康機能性”と“美味しさ”を両立した粉体及び食品を開発し社会に提供すること」を説明し、小麦の話、小麦粉の用途や小麦タンパク質の特性、製粉の目的などを話しました。それから、さぬきうどんの歴史と県産小麦の大切さについても。
工場見学後の質疑応答の時間では、たくさんの質問がでて、とても活発な皆さんでした。

小麦の話のほかに、日本ではまだ食べることができる食品を廃棄する「食品ロス」が年間610万tに達していて、これは日本人が年間に消費する小麦の量を上回っており改めることが必要であること、そして数千キロ彼方の米国、カナダ、オーストラリアの世界最高レベルの小麦を輸入して最高級の食品を食べられていることに加えて、国内産小麦も潤沢に食べることができることへの有難さを感じ、感謝の気持ちを持ってほいしいことを伝えました。

短い時間でしたが、今回の訪問が若い皆さんがいろいろなことに興味を持ち、自分の将来を考える何かのきっかけになれば幸いです。  


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