さぬきうどんタイムカプセル

毎年11月3日、文化の日の恒例行事「さぬきうどんタイムカプセル」を開催しました!
今年は10周年アニバーサリー!新企画も盛りだくさんでお送りしました。
今年は、約1,100名の方に来て頂きました。

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p>今年で、早10年。変わらぬテーマは、「食べて知る さぬきうどんの歴史と未来」。

今年の食べ比べ「大正12年 VS 近未来」は・・・
小麦の香りが濃く残る大正12年の綾川の水車製粉の覚書記録に基づいて、石臼で弾いた小麦粉で打つうどんと、跳ねるような弾力性が新食感の近未来予想のうどんを食べ比べて頂きました。

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左:近未来のうどん   右:大正12年のうどん

また、10周年企画として、サブテーマは「~懐かしさ全開!昭和レトロ~」。
昭和30年代のお茶の間を再現し、昔のブラウン管テレビに仕掛けをして、当時の月光仮面を実際に見るという企画が大人気!(坂出市立大橋記念図書館様にお借りしました。

昭和30年代のテレビ(月光仮面を放映)_300.jpg 昭和30年代のテレビ(月光仮面を放映)見る人_300.jpg

椅子に座って、懐かしそうにじっと番組を見つめるおじさん、そして、写真を撮っていく方がたくさんいらっしゃいました。

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今回、初お目見え。マグネシウム、カルシウムをベストバランスで配合した限定販売「マッスル麺」!

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(写真:メタボ柿原さんご提供)

100食限定の提供でしたが、中華そば風に食べる「マッスル麺」。
お客様からは「麺がなめらかで、噛みごたえもあって美味しい!」との声を多く頂きました。
他にも、大型紙芝居や、ボサノバ・デュオ フェリアードのライブなど、会場は例年以上の賑わいでした。
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さぬきうどんは、おそらく6世紀頃より2000年近い畑作と麦作の歴史から生まれた、香川県独特の食文化です。
2000年近く、収穫され続けたであろう香川の小麦。



「生きるために麦を食べる」。

干ばつが多く、狭い田畑の収穫で生きざるをえなかった讃岐の厳しい農民、その高い構成比率からみて、いわば讃岐の庶民の中から生まれたさぬきうどん。
今では、美味しく、楽しく、全国各地で人気のさぬきどんも、そんな厳しい麦作と庶民の生活の背景があったことを、少しでも感じて頂ければ幸いです。

沢山の皆さまのご来場、ありがとうございました。


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