「次世代 香川県産小麦 - さぬきの夢2023 - 」 ~vol.6~
2025年2月19日、香川県産小麦「さぬきの夢2023」麦踏みの様子を見学させていただきました。
麦踏みは、過繁茂の抑制や倒伏の防止の効果があり、麦の成長状況にもよりますが2月中旬頃までに、ほ場が十分乾燥した状態で実施する行程です。
朝から雪が散らつく天気の中、丁寧に作業を進められていました。
麦踏みにより分けつ(ぶんけつ)が促されます。
分げつとは、麦は冬の間に茎(茎の元から生える新しい芽=分げつ)を増やします。
麦踏みをすることで、より多くの分げつが生じ、収穫量の増加につながります。
また、麦踏みをする際のポイント は以下の通りです。
・土が湿りすぎていると踏みつけたときに根が痛みやすいため、晴れた日を選ぶこと
・あまり強く踏むと根を傷つけてしまうため、適度に強く踏みすぎないこと
・1回だけでなく、数回に分けて踏むことで効果が高まるため、複数回行うこと
「さぬきの夢2023」は、順調に成長しています。