次世代 香川県産小麦

2024年5月30日、香川県農業試験場にて、香川県次世代小麦「さぬきの夢2023」の収穫を見学しました。来年以降、実際の耕地に撒く種の元となる種子用のため、一般のコンバインによる小麦の収穫よりもゆっくりとしたスピードで行っており、慎重にそして丁寧に収穫作業が進められていました。


収穫期の降雨による影響が少し出ているとのことでしたが、しっかり実っているように見えました。さぬきの夢2023は、さぬきの夢2009に比べてグルテンの強度を高めるグルテニン遺伝子を持っていて、うどんの打ちやすさや弾力に富む食感が期待されています。

今後、毎年計画的にさぬきの夢2009から2023へ小麦生産を入れ替えていく計画で、令和9年産に全量がさぬきの夢2023に置き換わる予定です。なめらかさと弾力性に富み、適度なもちもち性の「新・さぬきうどん食感」の可能性を持つ「さぬきの夢2023」に、期待が膨らみます。


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