オーストラリアとの交流

2017年6月22日、在大阪オーストラリア総領事 デビッド・ローソン氏、オーストラリア大使館 首席商務官の皆様が香川県を訪問し、吉原食糧の製粉工場や県内の製麺業者、さぬきうどん店などを視察されました。



今回の当社訪問の目的は、オーストラリア産小麦(ASW)が本場讃岐うどんの香川県でどのように使われているかを見る現地視察です。
弊社社長 吉原良一がASWを使ったさぬきうどんと製粉の戦後の歴史や現在のASWの使用状況、今後の展望などについて話し、意見交換を行った後、工場を視察しました。




製粉工場では、小麦を少しずつく挽き砕きながら胚乳部分を分別して小麦粉に仕上げていく挽砕(ばんさい)工程や、網目(メッシュ)の大きさが異なる網を重ねて組み込んだ大きな箱型のシフター(篩(ふるい))が揺れ動く様子、 小麦・小麦粉の品質をチェックする品質管理室の分析機器等を熱心にご覧になりました。




工場見学を終えた後、製麺会社にて冷凍麺の大型製造ラインを視察したほか、高松市のさぬき麺業様のお店で香川社長様が披露してくれた手打ちの技を熱心に見た後さぬきうどんを味わう等、讃岐うどんの原料小麦(ASW)~製粉~製麺/手打ち~うどんを味わう・・までを堪能して頂いた一日でした。ご協力頂いた会社様、ありがとうございました。

四国は初めてというローソン総領事は、メディアのインタビューに対して「消費者のニーズに合ったうどんを作り出すための多くの研究や努力を知った。とても丁寧な工程で製粉されており、讃岐うどんの奥深さにも驚いた。自国の小麦が日本の消費者に美味しく食べてもらえていることに誇りを持っている。」とコメント。

吉原食糧は、讃岐うどんがより美味しくなるよう、小麦粉の研究開発を更に進めると共に、製粉・生産技術を日々研鑚して一層高めていきたいと考えています。
総領事を始め皆さま、ご訪問ありがとうございました。


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