オーストラリアとの交流

2019年9月11日、西オーストラリア州の小麦生産者の一行(50名)が香川県を訪れ、吉原食糧 製粉工場を視察しました。
視察の目的は、現地の生産農家が、自ら作る小麦(ASW=オーストラリア・スタンダード・ホワイト)が日本で実際にどのように使われ、日本の実需者がオーストラリア産小麦をどう評価しているのかを確認すると共に、日本の製粉工程や製粉技術、ASWとさぬきうどんの関係などについて学ぶためです。




当社社長・吉原良一より、さぬきうどん市場の現状やASWの品質の現状について説明し、今後のあるべきASWの品質、生産性(収量)等について意見交換を行いました。  
予定を30分 オーバーするほど、お互いに有意義な意見交換が行われました。



(参考)  
●日本のASW輸入量は年間約82万トン。そのうち約8万トン(約10%)が坂出港に荷揚げされてさぬきうどんの原料として製粉されており、香川県はASWを使用したうどんの生産量日本一です。  
● オーストラリアからは、2009年マクレーン駐日大使一行が当社を視察されたほか、2010年、2012年、2014年にも生産者団体幹部などの視察団が当社を訪れ、ASWの現状や評価について情報交換が行われました。  
● 2017年オーストラリア総領事 デビッド・ローソン氏が当社の製粉工場を視察しました。  
● 社長の吉原は2015年、赤坂迎賓館でのオーストラリア ターンブル首相(当時)の初来日の祝賀会に招聘され出席しています。


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