オーストラリアとの交流

2015年12月18日、オーストラリア ターンブル首相の初来日をうけて、安倍首相(日本政府)より赤坂迎賓館での晩餐会にお招き頂き、弊社社長 吉原良一が出席させて頂きました。 日本とオーストラリアの交流、交易に努力してきた関係者の中に入れて頂き、幸甚の至りです。


【オーストラリア ターンブル首相】


【安倍首相】


弊社は、オーストラリア産小麦(ASW:Australia Standard White)を昭和40年代後半、日本に輸入開始された時から使用して製粉を行い、優れたさぬきうどん用の小麦粉製品を作ることができました。(その経緯は書籍「だから さぬきうどんは旨い」に詳しく書いています。)

2009年には、マレー・マクレーン オーストラリア大使に来社頂き、又、当社から担当者がオーストラリア現地に出向いたり、オーストラリア産小麦生産者に弊社工場に来て頂いての交流を続けています。

晩餐会では・・・
安倍首相の日豪の関係強化の重要性に触れた未来志向の挨拶と、ターンブル首相の21世紀の新時代に向けて"adaptation(適応)"、"innovation(革新)"、"enterprise(企業マインド)""passion(情熱)"の必要性を指摘した進取の気性に富んだ挨拶。 二つの国の指導者の話は、共に感銘を受ける内容でした。



又、食事の歓談の中で、オーストラリアと日本は交易や産業技術分野だけでなく、幅広く基礎研究の分野でも共同研究や開発が進んでいることを知り、大変勉強になりました。

国と国の関係は、幅広い分野の大勢の人たちが時間をかけて紡いでいくもの。
企業も人によって形作られ、市場という人々の希望や要求に適応してこそ存続できます。
世界の起点は、人間ひとりひとりの中にあるということを実感した味わい深いひと時でした。




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