さぬきうどんの真相を求めて
吉原良一 著
旭屋出版 発行
A5判・207ページ 価格2,484円（税込)

さぬきうどんの興りを求めて、史実を元にさぬきうどんの歴史・文化を辿る一冊。うどん用小麦と小麦粉の技術的な内容、小麦粉の特性を活かしたうどんの打ち方なども紹介し、多方面からさぬきうどんを明らかにしている。


【　　目　次　　】

第1章　さぬきうどんの源流と広がり
第2章　花開いた香川県のうどん食文化
第3章　さぬきうどんの小麦・小麦粉についてもっと知る
第4章　さぬきうどんの打ち方と小麦粉の活用

【　内容の紹介　】

• アジア大陸からシルクロードを経由して日本に伝播した世界的に稀な特性の小麦
• 讃岐国の農耕における秦人(はたびと)の活躍
• 律令時代から近代まで続いた讃岐の農民の貧窮と大悲
• 讃岐国の大師輩出と四国辺路
• 龍燈院と讃岐国分寺
• 仏教と小麦食
• 金毘羅信仰と路面うどん飲食店の登場
• 近代の香川県の水車製粉と石臼製粉の盛衰
• 戦後のオーストラリア産小麦との奇遇な出会い
• 日本の高度成長期のさぬきうどん、瀬戸大橋架橋後のさぬきうどんの全国的な一大ブーム

初版　2018年10月2日