香川県集落営農法人等協議会にて講演を行いました
弊社 吉原良一は、丸亀市綾歌総合文化会館アイレックスにて開催された香川県集落営農法人等協議会において、講演を行いました。
講演の主な内容は、香川県産小麦「さぬきの夢」の品質向上に向けて、さぬきうどんの手打ち作業や製麺にとって、適正なたん白含有量の維持が極めて重要である、ということです。
具体的には、収穫後にカントリー施設へ搬入される「さぬきの夢」全量ロットについて、たん白量測定のデータ分布を示し、現状を説明した上で、実際に手打ちを行った際の生地の状態を画像で提示するなど、肥培管理のさらなる改善が必要であることをお伝えしました。
また、昭和30年以降の香川県産小麦の生産量と、うどん用輸入小麦であるASW(オーストラリア産小麦)の輸入量の推移をグラフで示し、この25年間で香川県産小麦の生産量が増加してきた状況や、国内産小麦が競争の時代に入っている現状についてもお話いたしました。
今後、さらに「さぬきの夢」の品質が向上し、さぬきうどんの発展へとつながっていくことを、当社は願っております。